AGAの悩みを抱えている喫煙者の人は、タバコは薄毛に影響するのかどうか、気になりますよね?

この記事では『加熱式タバコはハゲに悪いのか?』について説明します。
加熱式タバコとハゲの関係性について、どこの記事よりもわかりやすくシンプルに説明しますので最後までお読み下さい。
そもそも紙タバコはハゲに良くないのか?
紙タバコは、体にも害がある事はタバコのパッケージにも記載されているくらいの事なので、周知の事実かと思います。
紙タバコは、体だけではなく髪の毛にも悪いのか気になっている方もいらっしゃるかと思いますが、単刀直入に言うとタバコは薄毛にも悪影響します。
紙タバコにはニコチンという成分が含まれていますが、喫煙するとニコチンが血液に吸収され体内をめぐります。
ニコチンは、血流を悪くする作用がありますので、体内をめぐる事により体内の血流は必然的に悪くなってしまいます。
また、タバコの煙に含まれている一酸化炭素も血流を悪くする作用があります。
タバコに含まれているニコチンや一酸化炭素などの有害物質の影響で、ヘアサイクルを正常に保つ働きをしている毛母細胞の活動を妨げてしまうのです。
ニコチンは毛細血管を収縮させる作用もあり、最悪の場合、毛母細胞を殺す事になり薄毛に繋がっていきます。

タバコを吸う事で体温も下がりますので、それも抜け毛の原因になります。
じゃあ加熱式タバコはハゲにどうなの?
現在、紙タバコと匹敵するくらい愛用者が多い加熱タイプのタバコですが、加熱式のタバコも決して無害という訳ではないので、薄毛にとって良いとは言えません。
紙タバコよりも有害物質を90%カットしていると言われている、iQOSを始めとする加熱式タバコや、電子たばこであれば薄毛に影響はないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、iQOSでも呼吸器の細胞を酷く傷つけるという研究結果もあり、アメリカでは電子タバコの影響と思われる重篤な呼吸器障害の報告もあり、日本でも重症の肺炎になったという報告が複数あります。
これらの事からもわかるように、有害物質がゼロではない限り、体にとっては少なからず悪影響があるのです。
また、iQOSに関しては紙タバコと同様、ニコチンが含まれています。
ニコチンは、血流を悪くする作用がありますので、その結果頭皮の血流も悪くなり、それが抜け毛や薄毛へと繋がってしまいます

ニコチン中毒になっていると、急な禁煙も大きなストレスになってしまうので、少しずつでも喫煙量を減らしていくと良いかもしれません。
紙タバコと加熱式タバコとの違い
タバコという括りでは、紙タバコも加熱式タバコも同じです。
加熱式タバコは、有害物質が少ないというPRをし販売していますが、有害物質が少ない=健康被害が低くなる。というわけではありません。
また、商品により多少の違いはありますが、ほとんどの加熱式タバコには、ニコチンが含まれています。
禁煙をする目的で、紙タバコから加熱式タバコに移行するという方も多いようですが、加熱式タバコにもニコチンが含まれているので、結局はニコチン依存症からは抜け出せず、喫煙を続けてしまうようです。

加熱式タバコは開発されて歴史が浅いので、長期間吸い続けた場合の健康被害は、まだ分かっていないというデメリットもあります。
結果、加熱式タバコは紙タバコと比べてどれくらいハゲに良くないのか?
紙タバコも、加熱式タバコも、体の血流を悪くするニコチンが含まれていますので、頭皮にとっても悪影響を及ぼし、抜け毛や薄毛へと繋がってしまう可能性があります。
紙タバコよりも有害物質が少ないとされている加熱式タバコですが、有害物質が含まれている以上、髪の毛の成長を阻害する可能性もあります。
また、紙タバコ同様、加熱式タバコでもビタミン類は破壊されます。
特に多くのビタミンCが大量に消費され、体内でビタミンCが不足するとストレスに対する抵抗力が弱まります。
そうすると、些細な事でもストレスを感じやすくなり、抜け毛が増える原因にもなってしまいます。

加熱式タバコだから安全。というのは、危険な考え方です。
結論
紙タバコだからダメ、加熱式タバコだから良い。
という事ではありません。
量に違いはあっても、どちらにも有害物質もニコチンも含まれている以上、頭皮にも悪影響ですし、髪の毛の成長を妨げる一因になります。
タバコをやめたくてもやめられないという方は、禁煙グッズを使用したり、禁煙外来に行ってみるのも良いかもしれませんね。

薄毛を助長するタバコを止めるかどうかは、あなた次第です。